ダイアパー事業に『清拭リネン類』追加

日ダ振、定款の目的・事業を改正  タオル等の技術研究実施へ

(一社)日本ダイアパー事業振興会（髙江智和理理事長）は6月10日、ホテルグランドヒル市ヶ谷で令和7年度定時総会を開催。令和6年度の事業報告、決算報告、7年度事業計画・収支予算の報告等のほか、会の定款の一部改正について決議された。

髙江智和理理事長

改正点は、同会の定款「第3条・目的」に清拭タオル関係のリネン類を追加明記するとともに、これに伴い「第4条・事業」も改正・整理した。

現行の定款では、ダイアパー事業（おむつの洗濯及びリース）に関する調査及び研究等をとおして、社会福祉の向上等に寄与するとしていた。



しかし、紙おむつの台頭により布おむつ需要が減少を続ける一方で、会員企業における清拭タオル・清拭布の取扱いが多くなっている状況を踏まえ、現在、関連物品である「下拭き清拭タオル類・清拭布」と「身体拭き清拭タオル類」を『清拭リネン類』として、定款の目的に布おむつとともに振興会事業の対象品として明記し、その衛生管理と品質の向上等を図り、公衆衛生及び社会福祉の向上に寄与するとの趣旨に改める。