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ドライ脱却、ウェットへ移行の動きも

中東情勢の影響により、石油製品に頼るクリーニング業界は、ドライ溶剤やハンガー、ガーメントなどの資材高騰あるいは供給不安の状況にもなってきている。

その中で、ドライクリーニングにおいて国内では90%以上と大半を占める石油系ドライからの脱却を図ろうという動きもある。

ウェットクリーニングをはじめとしたクリーニング技術の開発、指導を行う次世代クリーニング研究所・木内茂二氏は「石油溶剤1L/400円以上+都度見積りという状況に溜息交じりの声が寄せられているほか、溶剤が高いので、ネット不要で水洗機に80~90%入れてウェットできませんか?という問合せもある」という。

同研究所では、TOSEI水洗機(25kg機)による一方回転洗いを開発。ドーナツ状を形成して洗浄するため負荷率は50%で、1ワッシャーはスーツ約13~14着を上限としている。

指導先のある工場では、ある繊維保護剤を新たに添加したことで、いわゆるソフト洗いモードでビジネススーツが全く問題なく洗浄できることが確認された。

もう一社では、TOSEI水洗機・一方回転洗いによりソフト洗いモードでビジネススーツや学生服、デリケート品等を洗浄している。

都内ではウェットを標準的クリーニング手法としたウェット専門店も登場しているが、同研究所では今後、大型水洗機でのウェット洗浄などの検証を重ね、ドライクリーニング脱却のシステムとして提案していくとしている。

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