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フルール/リプラス|宅配大手のリネットが実店舗をオープン 売上・新客増を支えるロボット受付機・引取機

クリーンフェスタHYOGO 2026総力特集
2026年11月11日㈬・12㈭、兵庫県神戸市の神戸サンボーホール

[経営利益を改善する製品・サービス導入ルポ]

宅配クリーニングサービス最大手の「リネット」を運営する㈱ホワイトプラス(東京都品川区)は今年4月、設立16年目で初となる実店舗「リネットクリーニング北品川店」を北品川本通り商店会内にオープンした。ブランドメッセージ「キレイをもっとラクチンに。」を実店舗でも実現するため、㈲フルール/㈱リプラスのロボット受付機と引取機を導入した。

(左)オリジナルデザインが施された受付機&引取機、(右)リネットクリーニング北品川店

「製販分離」のビジネスモデルを活用

同店は、長年この地で営業してきた店舗を他社から引き継いだもの。宅配サービスと同様、店舗運営やブランディング、注文・物流管理などはホワイトプラスが担い、洗浄・仕上げ工程はパートナー契約を結ぶクリーニング会社に委託する「製販分離」のビジネスモデルを採用している。

実店舗への参入について、ホワイトプラスの井下孝之社長は次のように語る。「クリーニング業界は撤退する店舗が多いですが、ネットサービスを提供している当社から見ると、いい立地なのに売上を伸ばし切れていない店舗も多々あります。これまで宅配サービスで培ってきたマーケティングと製販分離のビジネスモデルを活用することで、収益性を改善できるのではないかと考えました」

その狙いは数字にも表れ、開店以来、平均月間売上は引き継ぐ前に比べ125%に伸長。新規客は3倍に増えた。

「ロボを考えた人は天才ですね」

収益性を高めるうえで、人件費の抑制は重要なポイントとなる。そこで初の実店舗に導入したのが、フルール/ リプラスが製造・販売するロボット受付機と引取機だ。

24時間対応で、全国350台の納入実績を持つ。引取機は、もともと返却ロッカーを保有していたが、「お客様にとって最も便利な方法を」との考えから、コンベアータイプのロボットを導入した。その導入効果について、井下社長は 「お客様から『これを考えた人は天才ですね』とお褒めの言葉をいただいたことがあります。それくらい便利に使っていただいている方がいると捉えています」と話す。

ロボットの稼働率は、引取機が6割程度、受付機が約 13%。地元の常連客が多いことから、受付は店頭スタッフを利用する方が安心感を持たれやすい面もあるのだろう。

「ロボットはスーパーのセルフレジと同様、まずは一度 使って慣れていただくことが大事だと考えています。受付機の稼働率を引き上げることで売上はもう少し伸びる可能性もあるので、現在、そのためのアクションをしている状況です」(井下社長)

北品川店では将来的に会員登録を含め、実店舗と宅配クリーニングのサービスをさらにシームレスにつなぎ、相互利用を促していく考えだ。リネットでは今後も実店舗への挑戦を続ける意向を示している。井下社長は、「もし、クリーニングの品質面では競合店に負けていないはずなのに、売上が減少してしまっているという店舗をおもちのクリーニング会社様がいらっしゃったら、ぜひお声がけいただきたいです」と語った。

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