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瀧藤圭一の戦略会計【実践編】
平等なサービスから公平なサービスへの転換が、企業全体の収益性向上と顧客満足度の最大化の両立を実現する

新たな提言として
これまで見てきたように、クリーニング業を取り巻く環境は『需要の減少』ではなく『需要構造の変化』と捉えるべきです。したがって、従来型の延長線上での対応とは違い、戦略そのものの見直しが求められます。まず取り組むべきは、料金の考え方の転換です。
これまでのように『安さという料金そのもので集客する』という発想から、『価値に見合った料金を設定する』方向へ舵を切る必要があります。重要なのは、単なる値決めではなく、『なぜこの料金なのか』『競合店と何が違うのか』『家庭洗濯ともどう違うのか』を明確に説明できる状態を作り出すことです。安売りは短期的な集客にはつながりますが、長期的には利益を圧迫し、品質投資を困難にするどころか、最も重要なお客様である品質志向層の離反を招くリスクが高まります。事実、売上高の低下を招いているところは、優良顧客の流出が散見されるようになってきています。

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