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界面活性剤を7分の1に抑えても洗浄力キープ、アトピーや敏感肌の人にもやさしい低刺激洗剤

一般的に差別化が難しいと言われているコインランドリーは競合店が増えてくると売上維持に苦戦することになるが、ブームに伴う店舗数の増加によって、その傾向は年々顕在化している。しかし、「コインランドリーを使いたくても、使えない人は意外と多い。このニーズへの対応が他店との差別化の大きなポイント。売上はまだまだ伸ばすことができる」と話すのは、東海4県(静岡、愛知、岐阜、三重)と東京・神奈川でコインの開業支援(立地選定や市場調査、施工など)や開業後のフォロー(コールセンター、集金業務、清掃)などのトータルサポートを行っている東海機材㈱(本社・静岡県浜松市、永田真也社長)だ。


そんな同社が、このほど湘南の家庭用洗剤メーカー・がんこ本舗と愛知県春日井市を中心にクリーニング店併設のコインランドリーを5店舗展開している㈱Save the Ocean(東本猛社長)によって、アトピーなどお肌にトラブルを抱えている人でも使えるように開発された洗剤、」コインランドリー用「海へ…」by Save the Oceanの販売を開始し、未開拓顧客の掘り起こしツールをオーナーへ向けて提案していく。


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Save the Oceanが運営しているカチガワクリーニング如意申(にょいさる)店


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Save the Ocean・東本猛社長

同製品は日本皮膚科学会専門医によって実施されたパッチテストや、かゆみ・ヒリヒリ感を評価する「スティンキングテスト」、そしてアレルギーテストで、その安全性が認められている洗剤で、なぜこの安全性が実現できたのかというと、一般的な家庭用洗剤と比べて界面活性剤の量が7分の1という極めて少量に抑えられているため。

洗濯後の衣類への界面活性剤の残留量が他製品の25分の1でアトピーを持つ人も安心して使える。汚れが落ちなければ洗剤としては意味をなさないが、ボーケン品質評価機構の洗浄力試験で、日本国内のシェアトップメーカーの洗剤と同等の洗浄力も証明されている。ナノレベルの洗剤の粒子が繊維の隙間を通り抜ける際に皮脂などの油汚れを押し出すという。

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