シーツ・包布兼用レールバッファシステムHaYaBuSaⅡ

REPORT：㈱プレックス

宮崎県宮崎市　㈱南国リネンサプライ

㈱プレックスでは、高速供給レールシステムHaYaBuSa（ハヤブサ）の新機種として、2コーナー投入方式でシーツ・包布兼用、かつコンパクト化した「HaYaBuSaⅡ（HBZ-2）」と、センターポジション展開方式に進化したハヤブサ仕様のフィーダー「イージーホークNeo HaYaBuSa（ESZ-N4H）」を開発。その1号機が、宮崎県の㈱南国リネンサプライ（國嶋和夫代表取締役社長）の新工場で稼働を始めている。

　

HaYaBuSaⅡの投入ステーション。

イージーホークNeo HaYaBuSa

平物専用の第３工場を新設

宮崎県で病院寝具、ホテルリネンを展開する南国リネンサプライでは、ホテルリネン工場が手狭になったことから隣接の土地を取得して第3工場を開設。全体の60％となる第1期工事として、連洗1台、乾燥機4台、ロール3ラインなどを設備し、ホテルリネンの平物専用棟として今年7月より稼働を始めた。

今年７月に稼働を始めた南国リネンサプライ第３工場

設備は既存工場からの移設のほか、新たに導入したのが、レールバッファシステムのラインとマテハンのコンベアシステム。コンベアは約60本に及び、乾燥機前で順番の入れ換え、呼び出しができる多段式バッファコンベアや、2階部分のストックコンベアにより、仕上げエリアに最適な量とタイミングで品物を供給している（アイナックス稲本・スダコム社製）。