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三方全自動包装機「SS-015」導入。大判ブランケットの包装を効率化‼

コロナ明けで急回復しているホテルリネン需要と同様に、航空機関連のクリーニング事業等もコロナ前の水準近くに戻ってきたようだが、一方で人手確保が厳しい状況にあり、生産部門の省人化が急務となっている。

航空会社の機内用品・ユニフォーム等のクリーニングやホテルリネン事業を展開する東京航空クリーニング㈱(本社・東京都大田区、伊藤伸一代表取締役社長)の成田第2工場(成田市)では昨年12月、機内用ブランケットの包装に㈱日本シーリング(埼玉県)の三方全自動包装機「SS-015」を導入。包装作業の生産性を大幅に高め省人省力につなげている。同工場を訪問し、生産部・川奈勝次長に導入の経緯や稼働状況を伺った。

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川奈 勝次長

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コロナ前の90%まで回復も人手不足

東京航空クリーニングは、昭和5年にクリーニング店として創業し、同25年に合資会社、30年に花王社クリーニング、45 年に現在の東京航空クリーニング㈱となった。社名のとおり、空港関連事業を幅広く展開し、航空機客室内で使用されるブランケット、ピロケースなどのクリーニングのほか、機内用のイヤホンやヘッドホンの消毒包装なども行う。ホテルリネンは昭和53 年より開始し、航空会社系列ホテルをはじめ、東京や千葉のシティホテル、ビジネスホテルにリネンを供給している。

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