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前年比99.6%、合成洗剤は液体濃縮化が進む
日本クリーニング用洗剤同業会(藤井一会長=ラクナ油脂㈱)は3月23日、2025年洗剤出荷実績(13社)を発表した。昨年の洗剤出荷量合計は32,428トンで、前年から114トン減の99.6%となった。
コロナ禍以降、前年割れが続く洗剤出荷だが、2025年もわずかに前年出荷量を下回った。液体洗剤・ソフター等の濃縮化も影響したと見られる。以下は項目別の動向。
◆ランドリー用合成洗剤
前年比215トン増、100.9%の24,321トン。粉末は715トン減、93.8%の10,916トン。液体は930トン増、107.5%の13,406トン。
総出荷の75%を占めるランドリー用合成洗剤は、粉末から液体への移行が進み、また濃縮タイプが30%以上の伸びを示している。リネンサプライ分野において液体自動供給システム導入による作業性改善や品質安定化のメリットが重要視され、かつ経済性に有利な濃縮タイプが選ばれている。
◆ソフター・漂白剤など
ソフターは前年比122トン減の5,825トン(97.9%)となったが、うち濃縮タイプは69トン増の1,094トン(106.7%)と伸びた。コスト抑制策として濃縮タイプへの切り替えが進んだと見られる。
ランドリー用粉末漂白剤は74トン減の649トン(89.6%)と大幅減。安価な輸入品へのシフトや市場縮小のホームクリーニング分野でのコストダウン施策が影響している。合成糊剤は80トン減の345トン(81.1%)。
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