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日本リネンサプライ協会が通常総会と創立55年記念式典を開催 協会は100周年を見据えた構想をスタート
(一社)日本リネンサプライ協会(堀井正隆会長)は6月17日、東京都港区の第一ホテル東京にて令和8年度通常総会及び創立55周年記念式典を行った。総会では令和7年度事業報告、決算報告について審議され、それぞれ原案通り決議された。


堀井正隆会長
特定技能・外国人材受け入れ開始
令和7年度事業では、理事会6回、常任理事会4回、調査委員会5回を含む各委員会が開催され、一部はオンラインで行われた。機関紙「リネンサプライ」は予定通り3回(春季号、秋季豪、新春号)を発行した。リネンサプライ業の理解及び認知度を高めるため、ホテル・旅館・レストラン等の関係者、生徒・児童を対象に、個々の会員が実施するリネンサプライ工場の見学会を1工場(延べ7回)で実施。
また、新制度による外国人材受け入れに関する取り組みとして、「特定技能制度及び育成就労制度の基本方針及び分野別運用方針に関する有識者会議」及び「特定技能制度及び育成就労制度の技能評価に関する専門家会議」の累次の審議に対し、協会の能力を結集して関係省庁と連携しながら適時適切に対応した。2026年1月23日の閣議決定により新分野に追加されたリネンサプライ業界の外国人材の受け入れが引き続き維持されることとなった。令和8年度より開始される特定技能制度による受入れを円滑に行うとともに、育成就労制度の開始(令和9年4月)に向けた準備作業を適切に進めていくこととした。
創立100年を見据えた構想
総会終了後は、創立55周年記念講演として政治ジャーナリスト田﨑史郎氏が「揺れ動く内外情勢とこれからの政治経済」をテーマに政界に通じている田﨑氏ならではの裏話を披露した。

田﨑史郎氏
続いて創立55周年記念式典と記念祝賀会が催され、堀井正隆会長は式辞で「55周年という節目に強調したいことは、次世代の若手が大きな力となっていること。協会の若手が中心となって進めた大きな歩みとして紹介したいのは、1つ目は若手中心に委員会を作って2024年 6月に策定した協会理念。協会のミッションとして、全協会員が研鑽し、更なるリネンサプライ業の価値向上を目指すと制定し、中長期ビジョンとして、お客様のパートナーとして観光立国日本を支える柱となることを掲げた。2つ目は、技能実習制度及び特定技能制度への対応。これまで業界は特定技能制度の対象外となっており、このままだと外国人材受け入れの道が狭まり、将来的な人材獲得や安定的なサービス提供に深刻な影響を及ぼすことが強く懸念されていたが、理事会の若手を中心に2年前より特別委員会を設置し、その努力の甲斐もあり特定産業分野として認められ、特定技能、育成就労の受け入れが可能となったことは、業界にとって大変意義深いもの。本制度の導入を契機に安定したサービス提供体制を構築し、インフラを支える産業としてより一層発展すると確信している。若手を中心に業界の未来を真剣に考え、それぞれの立場から主体的に取り組み互いに知恵を出し合いながら新たな挑戦に向かう仲間が増えていることを大変心強く感じている」と語った。

記念式典の表彰式

約280名が参加した記念祝賀会
表彰では、渡邊泰崇副会長と西一彦常任理事の2名が厚生労働大臣表彰を、廣瀬純平常任理事、守岡伸治理事、大浦あい子元理事の3名が厚生労働省健康・生活衛生局長表彰を受賞した。また、会長表彰として在籍 50年以上の会員15社に50年在籍特別永年会員感謝状が、在籍 15年の会員7社に永年会員感謝状が贈られた。
記念祝賀会では山田修前会長が乾杯の音頭を取り、協会が創立55周年を迎えたことを受けて次は創立100年を見据えた構想の作成を願った。