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余録

統計が発表され「ひとまず回復傾向」に安堵するも手放しでは喜べない…これが心の内。利益の柱、ドライへの風向きが変わらず、繊維も社会環境からも伸びる要素は見つけられない。一方、水洗いから事業を思考するとあれこれ妙案が出る。

今月22日・23日開催の三幸社の展示会は業界変化のターニングポイントか。ビジネス主軸交代、水洗いやランドリーへの軸足変化を予感させる。狙いの商品は一般家庭内。日常・普段の着用品。どのような形でも ①ローコストで ②高品質に ③大量に集めること これが出来るやり方を成した事業者が次世代の業界リーダーとなりうるのか。

昔の昔、自家ドライの波に乗れなかった店舗は淘汰され、取次ピークアウト後、直営化に遅れたところも大きく落とした。街中からインショップにすばやく転換したところが時代の中心となり、コイン併設や同じロードサイドでも密集地の小型店に着目した会社も宝を掘り当てた。

長期で俯瞰すると変わり目は見える。アフターコロナとなる今年、次の節目が必ず来る。だからこそ、この展示会は絶対に外せない。




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