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余録

本当に人が集まるのか?実施前の不安もあった前橋での「こども服の譲渡会」。子育て世帯からの反応はとても強く、その根底にある資源物価高による生活苦の要因は極めて強い。「本当に助かるわ~」「次回はいつあるのかしら」との声も多く聞かれ、地域の狭いエリアで商売を続ける一事業者として、目の前の地域課題解決に取り組む意義は大きい。

消費者から、「おたくはNPO法人ですか?」と尋ねられたりも。衣類に携わる商売の説明すればみな納得。クリーニングと古着の相性が良いことが証明できた。

当然ながら、次回開催や他のエリアへの横展開も入る。この流れを本紙読者の店舗活性化につなげたい…ゆえに…古着にまつわる業界団体をつくりたい。

やるとわかるが、古着の譲渡だけでは商売にはならないものの、消費者との接点や潤滑剤としては申し分ない。今回の事例を踏まえ、クリーニング店での売上獲得には何が必要か整理できた。

小売企業の目的・目論見やクリーニング店での方向性も見えた。クリーニング業に猶予はない。神戸の展示会で仕組みを発表したい。



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