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サステナビリティ促進の社会活動『ゼンドラ・こども服無料譲渡会』

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ゼンドラ㈱は10月7日~9日の3日間、大手ホームセンターのカインズと共創で、こども服の無料譲渡会を群馬県前橋市内のカインズ2店舗で開催。来場者は約1,500名、こども服の回収枚数は約2,000枚、譲渡枚数も回収枚数と同様の約2,000枚。脱炭素に資するゴミの減量効果は250㎏相当になった。


このこども服は、経済格差や物価高で生活にゆとりが無くなってきている社会背景を念頭に、子育て世帯へ無償提供するためにクリーニングの店頭や本紙連載の高橋憲示氏運営のZUPPEにて無料回収されたもの。

当日は開始時刻の午前10時を前にこども連れのお客様が多数来店。無償譲渡目的だけでなく、サイズアウトして着られなくなったこども服も多く持ち込まれた。

地元前橋市から後援もあり、同市こども支援課が折り紙教室を、陸海空自衛隊は記念撮影ブースを、地元サッカーチームのザスパクサツ群馬もキックゲームのポッアップブースを出すなど、こどもを軸に連携した。

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山本前橋市長(中央)も応援に


初日は、前橋市の山本龍市長や、地元選出の尾身朝子衆議院議員が視察され、山本市長は「本来ならば行政がやらなければならないことを民間でやっていただいていることに、ねぎらいと感謝の気持ちでいっぱいです」としたほか、尾身議員からは「前橋のために本当にありがとうございます。こうした活動がより広がっていき、困っている方の助けになるようにしなければならない」とした上で、自衛隊ブースでは「いつも国のためにご苦労様です」と励ましの声をかけていた。

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自衛隊の皆さんと尾身朝子議員


人々が多く来街するホームセンターやスーパー等での譲渡会実践は、当該エリアを拠点とするクリーニング店にも販促的なメリットは大きい。官民問わず地域一体で生活者を支えるこうした連携の取組みに対して、より多くのリーニング店を参画させようとゼンドラでは「クリーニング業CSV推進協議会」を立ち上げている(前号既報)。

社会的課題を解決しながらクリーニングの業態改革を促進させるべく、理念を共有できるクリーニング店を広く募集している。



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