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今年1番アツイ補助金は「もの補助」!補助金額最大1億円を攻略せよ!

補助金と助成金をWで取れ!

現在、クリーニング業者の経営活動を支える大きな存在となっているのが補助金や助成金などの公的支援制度。昨年12月に事業再構築補助金の動向について報じたが、こうした制度には日々変化がつきもの。常に最新の情報を仕入れておく必要がある。

新たな年を迎えて間もないが、今年は「ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)」で大きな変更があり、当業界の公的支援制度に関する有識者曰く「2024年はもの補助採択された人が勝ち!」と言い切るほど。

それでは変更ポイントを見ていこう。また、要件を満たし必要な書類を提出さえすれば必ず貰うことができるという点が補助金との大きな違いである助成金については、「採れそうなものは全て採れ!」が本紙の見解である。

はじめにものづくり補助金について改めて簡単に説明をすると、新商品やサービスの開発、それから生産方法を変えるときなどに必要な設備投資にかかった費用を補助するもの。以前から存在する補助金だが、なぜ今年オススメなのかというと次回より新たな枠が登場、対象者が広がるとともに補助金額の上限もグーンとアップしているから。

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製品・サービス高付加価値枠(成長分野進出類型)(上)と省力化枠の対象事業

◆省力化枠

新たに省力化枠というコースが設けられた。人手不足解消のための設備投資の費用で、例えばAIとかロボットといったものやシステム関係への投資が対象になる。

同枠最大の魅力と言えるのが補助金額の高さだ。過去、ものづくり補助金では5000万円という補助額の上限が最大であったが、省力化枠の補助金額は750万円~8000万円が上限となっている。補助率は3分の1~3分の2と結構なバラつきがあるものの、賃上げなどを行うと先述の補助金額の上限が引き上げされ、最大1億円となる。

つまり補助率は3分の1~3分の2でも補助金額としては結構大きい。昨年まで、その補助金額の高さから注目を浴びてきた事業再構築補助金と同水準の補助金として、これを活用しない手はない。


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ものづくり補助金の支援類型と補助上限額および補助率

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