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この夏、ゼンドラが生まれ変わります。冊子スタイルへと刷新
日頃は、ゼンドラ新聞をご愛読いただき厚く御礼申し上げます。
さて、弊紙は昭和39年創刊以来、60年にわたりクリーニング業界新聞として発行してまいりましたが、この夏、早ければ7月より、タブロイド判の新聞からA4判の冊子スタイルへと転換し、クリーニング業界の専門情報誌として引き続き発行していくことになりましたので、ご案内させていただきます。
一般紙では昨今、「新聞離れ」が急速に進んでいます。日本新聞協会によると、加盟する一般紙(日刊)110社の発行部数は2859万部で、ここ数年は200万部以上の減少が続き、ピーク時(1997年)の約半数になっています。
その大きな要因は、やはりスマートフォンの普及とインターネットの進化です。情報のデジタル化により、いつでもどこでも手軽に知りたい情報を得ることができる時代になりました。
一方、新聞はデジタルと違って記事検索ができないほか、情報の整理も難しい側面があります。また、若いスマホ世代にとっては、縦書きの文章が読みづらいという声も聞かれるなど、要因は様々ですが、ネット社会の現代において新聞の生き残りは「デジタルシフトができるかどうかにかかっている」とも言われています。
ゼンドラ新聞も、いち早くデジタル化に向けて「ゼンドラオンライン」を立ち上げました。新聞掲載の記事をスマホやパソコンで読んでいただけるようになり、記事検索ができる点も高い評価を得ています。
現在、紙版・オンライン版を選択いただける購読契約も、徐々にオンライン版へとシフトしつつありますが、「やっぱり紙が良い」というご意見も根強くあり、紙版のご購読のほうが多いのが現状です。
したがって、今後も紙版・オンライン版を並行して発行していくことは変わりませんが、紙媒体については、時代に合ったスタイル、オンライン版とも親和性の高いスタイルにして、若い世代の皆様にも読みやすく、より親しんでいただける媒体へと刷新させていただくことになりました。
ゼンドラでは既に、リネンサプライ情報誌「リネンプラント」、コインランドリー情報誌「LBM」を定期発行しておりますが、両誌は新聞と違って「オールカラーA4判・横書きの冊子スタイル」であり、読みやすく画像なども鮮明でキレイと好評をいただいていることから、ゼンドラについても同様のカタチへと刷新することとなりました。
ご購読の皆様にはこの夏より(準備が整い次第)、帯封でなく封筒入りの冊子でゼンドラをお届けさせていただきます。
ゼンドラは、今後もクリーニング業界専門誌として業界の発展に貢献できるよう努めてまいります。引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。
ゼンドラ株式会社
姉妹誌リネンプラントとLBMと同じ、A4判の冊子へと刷新します