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2025年上半期・洗剤出荷実績 前年から微増の15,396トン

日本クリーニング用洗剤同業会(藤井一会長代行=ラクナ油脂㈱)は9月11日、2025年上半期の洗剤出荷実績(13社)を発表した。洗剤出荷量合計は15,396トンで、前年同期から80トン増、100.5%となり、前年を上回った。インバウンドの影響により好調のリネンサプライ分野向けの洗剤需要が伸びたほか、ドライ用洗剤もわずかだがアップした。以下は項目別の動向。

●ドライ用洗剤

前年から1トン増(100.3%)の386トン。うち、パーク系は10トン増の46トン(127.8%)。フッ素系は2トン減の6トン(75.0%)。石油系は7トン減の334トン(97.9%)。

今回はパーク系が大幅な伸びを示した。この原因は、石油系より原料高騰が小さかったことが影響した可能性もあるが、近年は減少が続いており急な回復は考えにくいことから、需要母数が小さいための出荷量の振れとも考えられる。

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