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『ノンプレスフィニッシャー』導入。綿製品の乾燥、シワ伸びに威力発揮/三幸社

埼玉県の㈱武蔵屋(本社・さいたま市、小林総子代表取締役社長)では昨年8月、上尾工場(上尾市)のユニフォーム生産ラインに㈱三幸社の「ノンプレスフィニッシャーST-9400J」を導入し、省人化やエネルギーコスト低減の効果を出している。同工場を訪問し、月田真人取締役生産管理部部長に導入経緯や稼働状況を伺った。

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月田真人取締役

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リネン・ユニフォーム・ホームを展開

武蔵屋は昭和23年、「共盛舎クリーニング店」として創業。同39年には新幹線の背もたれを受注し、リネンサプライ業に参入。現在は、藤岡リネン工場、藤岡ユニフォーム工場、上尾工場の3工場で、リネンサプライ・ユニフォームレンタル事業のほか、ホームクリーニング事業も展開している。

RAL-GZ992認定の藤岡ユニフォーム工場が食品工場向けに特化しているのに対し、上尾工場は多業種のユニフォームを生産。また、ホームクリーニング部門を併設しており、多様な品種に対応できる工場となっている。コックコートなど綿製品も多いため、これまでは白衣プレス機で仕上げていたが、老朽化により更新を検討。「今は温浴施設の館内着などプレス不要の品種が増えたこともあり他の方法も検討していたが、展示会で多品種を仕上げるノンプレスフィニッシャーを見て上尾工場に最適だと感じ、八王子のショールームでテストを行って導入を決めた」(月田取締役)。

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昨年8月に導入したノンプレスフィニッシャーST-9400J

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