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ふとんのクイックが可能に!!

㈱TOSEI(本店・東京都品川区)では、コイン式ふとん乾燥機「FDG-100C」(容量・シングル1枚)を新発売。ふとんは通常、回転乾燥機で乾燥されるが、同機は静止型。ガスバーナーから熱風を取り入れるのは回転式と同じだが、ふとんの表面積いっぱいに熱風を当て、ウマ側で強制的に熱風をふとんの中にまで送り込む構造。熱風をふとん全体に均一に当てることができるので、回転式と比べ乾燥効率がアップ、乾燥時間を大幅に短縮できるという。

同じガスバーナーを使用した同社の試験では、回転式は170分で94%の乾燥率であったが、静止型は20分で97.8%を実現(湿気等を考慮し、同社では乾燥率96%以上を完全乾燥と定義)。回転式と比べ、乾燥時間が9分の1になったとしている。

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静止型のコイン式ふとん乾燥機「FDG-100C」。ウマの出し入れやふとんのセットは高齢者や女性でも簡単に行えるという


なお、前述の試験はポリ50%、羊毛50%の一般的なシングルサイズの敷ふとんを約40%の残水率で行ったもの。同社では、同機による敷ふとんの乾燥時間の目安として、ポリなら20分、ポリ50%、羊毛50%なら20〜30分、綿なら50〜60分、ウレタン系なら60分以上としている。

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