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【商況調査】連休中と連休明けに点数急増

気温急上昇、30度超える地域も

JR各社によると、4月24日〜5月6日までの期間中、新幹線と在来線特急の主要路線の輸送人数は、前年比95%減で、87年のJR発足以来、最大の落ち込みになったといい、また、全国の主な高速道路でも4月25日から5月6日までの交通量が前年比70%減と大幅に減り、東日本、中日本、西日本の高速道路3社の管内では10キロ以上の渋滞が一度も発生しなかったという。

このゴールデンウィーク中、いわゆる〝Stay Home〟が全国各地で実践され、これまでとは180度異なる雰囲気の大型連休となった中、自宅で過ごす時間が増え、整理整頓や断捨離を行う消費者の急増がニュースなどでも報じられていたが、その流れからかインショップを中心に連休中、営業していたクリーニング店には、これまで低調な動きとなっていた冬物衣類に加えて、布団や毛布などの寝具類も例年より早いタイミングで持ち込むお客が増加。

また、連休明けから営業を再開した店舗でも7日〜10日にかけては例年並みの忙しさを迎えたところが多かったようだ。

11日以降の平日は落ち着いている業者が多いが全国各地で30度を超えるなど気温が急上昇しており、さらに14日には緊急事態宣言が一部都道府県を除いて解除される見通しとなっている。解除対象地域の業者からは風向きの変化を期待する声も多く挙がっていて、引き続きまだ衣替えを終えていない消費者に向けてしっかりとクリーニングをアピールしていこう。

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4月中旬には「(冬物は)昨年の半分程度」と述べていた神奈川県のク店も今月に入り点数急増


以下で主な店の声を紹介する。

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