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春の商況調査 4月中旬から全国各地で点数増加!ターニングポイントは連休前

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4月末、記者は奈良へ。春日大社では藤が見ごろだったが気温は既に30℃近くあった

3月下旬より動き出したクリーニング春商戦。寒の戻りもあり、4月初旬は関東を中心に緩やかに推移していることを前号にて掲載した。その後、4月第2週(7~13日)にかけて20℃前後の暑い日が続いたことから、13・14日の土日は全国各地の業者が忙しい週末を迎えたようだ。

また、第3週(14~20日)も関東では連日20℃を超え、17日には夏日(26℃)を記録するなど気温が一気に上昇。これに伴い、衣替えの動きも加速した。本紙が23・24日にかけて実施した今春2度目の商況調査によると、こうした気候的好条件が追い風となり、4月初旬は苦戦を強いられていたクリーニング業者も、前年比20~30%増で推移している声が多く挙がった。

一方で繁忙期全体では、昨年と同水準といったところだ。27日からはGWが始まり、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行してから初めて迎える大型連休だが、新幹線および飛行機どちらの予約数も好調とのニュースも報じられており、多くの人が帰省や行楽を楽しみ、そして連休明けからは消費者の財布の紐が固くなることが予想される。

上記背景をもとに多くの業者が連休前を春商戦のターニングポイントとしていた。以下で全国のクリーニング業者の声をお届けする。

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