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【連載④ Fashion Quality Maintenannce】クリーニング店とF・メンテ店の違いを明かす
ふと今、筆者はこの記事は誰のために再掲しているのか、ずいぶん以前に濤川進コンサルタントが遺したFQM論とは、誰のために説いていたのかと思っています。
そして今、このFQM論は、貴店の父母の築き上げた一軒、どっしりと地域になくてはならない店舗を、今後さらに頑張っていくため、それはどのような店舗形態なのかというヒントになればということだと思っています。
あるいは、この論はいずれ、後世の中小店の誰かのためになるだろうという視点で、濤川氏は書き遺したのかもしれません。
――「工場・作業現場篇」続き。
この作業現場における「1・基本姿勢」とは、洗いと仕上げについては仕上げが重点であるというのがFQM論でした。この作業の基本姿勢をはっきりさせなかったことが、つまり洗いにこだわり過ぎたために、果てしなく〝衣服トラブル〟に付きまとわれるようになったというのです。
量販店と専門店の違いが区分けできなかった理由もここにあった!
この洗いも仕上げも量販店もどこも、同じだろうと思い込んでしまったところが他との「区分と差別」の認識を、業者は見誤っていると濤川氏は言っていました。作業現場の基本姿勢の対応の違いが必要不可欠だったという意味でした。
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