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コロナで延期の新500円玉、製造スタート。流通は2021年11月からとなる予定

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画像:財務省のWEBサイトより

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当初の発行予定の2021年度上期から延期となっていた新500円硬貨だが、21年6月21日にさいたま市の造幣局さいたま支局で「打ち初め式」が行われ、製造がスタート。500円硬貨の刷新は2000年以来、21年ぶり。

新たな偽造防止技術としてバイカラー・クラッド(二色三層構造)や異形斜めギザなどが取り入れられているが、大きさやデザインは従来の硬貨と変わらない。記念ではない通常硬貨で二色の硬貨がつくられるのは初めてだという。

流通するのは11月からとなる予定で、コインランドリー店としては、両替機などを始めとする機器の対処法を考える必要がある。

なお、9月1日には国立印刷局にて新1万円札の印刷が始まっており、こちらは2024年年度上期(4〜9月)から流通する。表の肖像画は「日本の資本主義の父」と言われる実業家の渋沢栄一で、裏には東京駅の丸の内舎が描かれている。

このほか5千円札、千円札も新紙幣となり、近く印刷が始まる予定。


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