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MLTF-ECOシリーズを改良の省エネタイプ

ZOOM UP:㈱宮田工機

ユニフォームのトンネルフィニッシャー製造の㈱宮田工機では、2009年から販売しているユニフォームフィニッシャーMLTFシリーズを改良し、電気消費量を大幅に削減した省エネタイプ「MLTF-ECOシリーズ」を発売した。

生産規模問わず導入実績多数のMLTF

MLTF-ECOシリーズは、ストレートタイプで時間最大600点処理のMLTF-400E、時間最大800点処理のMLTF-600E、また出入口が同一面のリターンタイプのMLTF-600RE(最大時間800点)、MLTF-800RE(最大時間1000点)がある。同シリーズは、濡れ掛け対応のIMTFシリーズ、高生産2レーントンネルのMLTF-Wシリーズに比べると、小中規模生産の工場に多く採用実績があるユニフォームフィニッシャー。


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大幅な省エネを実現したMLTF-600E

蒸気室、乾燥室が独自の特殊構造になっており、ユニフォームやウール製品など、あらゆる品物を仕上げられるほか、搬送コンベアのスピードを無段階に調整できるので、生産量や品物に応じた生産が可能。また、スチームの吹き出し量(2段階)や乾燥風量(3段階)をワンタッチで調節でき、品物に応じた最適な仕上がりが行える。

なお、ユニット式の同機は導入後、処理量が増えた場合に現地で乾燥室の増設が可能(ストレートタイプのみ)。

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