• ユニフォームライン自動化、増産体制へ。全自動包装機導入で作業者は6人から2人に/日本シーリング
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ユニフォームライン自動化、増産体制へ。全自動包装機導入で作業者は6人から2人に/日本シーリング

埼玉県の病院リネンサプライ会社、㈱サンライズ(本社・鶴ヶ島市)では、1年前にユニフォーム・患者私物を扱う狭山工場(狭山市)を新設。これまでの生産の課題を解消するためのDX推進や自動化設備導入により、効率化したラインで増産を図っており、ユニフォーム用のトンネル、フォルダーからコンベアで繋がる包装機には、㈱日本シーリングの三方全自動包装機「SS-001K」を導入し、乾燥から包装までを自動化している。

その稼働状況について狭山工場を訪問し、楫野俊彦所長、黒瀬耕一工場長、猪鼻淳一係長に話を伺った。

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楫野俊彦所長

ユニフォーム・私物洗濯の工場新設

㈱サンライズは、上尾中央医科グループの病院リネンサプライ会社で、平成5年に設立。同グループは、上尾中央総合病院を基幹として、1都6県で病院28施設、クリニック11施設、介護老人保健施設21施設のほか、老人福祉施設、訪問看護ステーション、地域包括支援センター、デイサービスセンター、ケアハウス、グループホーム、サービス付高齢者向け住宅、看護専門学校など、幅広く医療福祉事業を展開している。

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サンライズは、元々は狭山市にあったリネン会社だが、上尾中央医科グループが多角化の一環として事業を吸収し、グループ各施設へのリネンサプライ事業を始めた。平成23年には鶴ヶ島工場を新設して生産規模を拡大。また、ユニフォームと患者私物を扱う狭山工場も1年前に新築し、稼働を始めている。

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