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立地に頼らない集客戦略 大切なのは、自店について分析し考えること

よく言われることだが、「マーケティングは立地7割」という用語がある。立地の選定は重要な経営戦略であるし、立地が良くなければ繁盛は難しい、という意味だ。

しかし今、「バッドロケーション戦略」が注目されている。バッド+ロケーションなので直訳すると悪い+立地となる。この悪い(良くない)立地をあえて選び、地域と密着し、例えば飲食店経営ならその店だけではなく、その店を中心にエリア全体の魅力を高める事業戦略を展開するのである。

つまり、経営は利用する客がいなければ成り立たない。そのため、人が集まる駅前や商店街に出店することが、これまでの絶対条件だったが、人がいないのであれば、人が集まるような魅力を作ろうというのが、「バッドロケーション戦略」の肝となる。

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