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ユニフォーム増産へ トンネルフィニッシャーYUN-312A導入
トンネルフィニッシャーや各種プレス仕上機、包装機等の製造販売を国内外で展開するワイエイシイマシナリー㈱(本社・東京都昭島市)では、高品質仕上げと高速乾燥の両立をコンセプトに開発したユニフォーム用トンネルフィニッシャー「YUN-312A」を販売中。今回は、愛知県の東海染工㈱(本社・名古屋市)名古屋事業所LS事業部の藤井康博部長に稼働状況等を伺った。
藤井康博部長
◆事業開始8年、設備増強して増産体制
1941年創業の東海染工は、繊維製品の染色加工事業を主軸にグローバルに事業を展開して成長。また、2017年には染色で培ったノウハウとボイラー・水処理設備を活用してリネン類の洗濯事業を開始し、ホテルなどのシーツ、タオル、ガウン、館内着などを生産している。
当初は日産6トンの規模だったが、翌年には12トンに拡張。その後も設備増強を図り事業を拡大し、2027年までに2工場で34トンの生産が計画されている。
その工場では、これまで館内着やガウン等の仕上げは「ロールアイロナー → 手畳み」という工程だったが、YUN-312Aを導入することで生産効率アップと省人化が可能となり、今までと同じ作業人数で増産することを目標に設備計画を行った。
導入の決め手について藤井部長は、「濡れ掛けできる乾燥能力の高さと仕上がりの良さ、そして設備計画の予算範囲内での設備が可能なことだった」と語る。
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