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記者の目/お客が創る新需要パターン

今年の春需要は既報のとおり、ほぼ全国的に春らしくなった4月中旬過ぎから荷動きが始まり、本格的なピークは月末の26~27日頃となった。あまりにも遅いシーズン入りであったため、規模の大小に関係なく大半の各社・各店の4月売上高は前年比5%あるいは多くて15%ほどのダウン。本紙の需要状況の聞き取りで分かったことである。

なかには「今年は繁忙期らしさがなかったよ。大きな山がなく平らになってしまった」との声もあった。聞けばゴールデンウイーク明けには残りの荷が出るかと期待したが、山も小さく、それほど今年の春需要はひどく、今後はどうなるかと大変心配されている声だった。が、記者は楽観していないが悲観もしていない。

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