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低コストで3~5坪あればできるシンプルな無人店舗/エニタイム株式会社

クリーニング店の現状として、需要減や人手不足、人件費高騰といった背景から、定休日を増やしたり営業時間を短縮するケースが出てきているが、一方ではロッカーやBOXにより無人受渡しを行う営業形態も増えてきており、昨年の全国展示会でも受渡し機やリモート受付、アバター受付といった提案が行われた。

東京都大田区のエニタイム㈱(中西みき代表取締役)では、これまで取り組んできた無人受渡しのシステムを昨年末、『かんたんQR受渡しシステム』として完成させ、自社の営業所8店舗で運用を開始している。シンプルかつ導入コストを大幅に抑えた新しい無人店舗モデルとして展開を図る。

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新規登録月100人超が続くエニタイム大森町駅前店

スマホで受付・引き取り・決済が完了

訪問したエニタイムクリーニング大森町駅前店は、同社が経営するマッサージ店と併設された、わずか3坪というコンパクトな営業スペースに、ロッカーと受付ポストが設置されている。

受付は、初回来店客はスマホを使って店内のQRコードを読み取り、名前・住所・メールアドレス・電話番号・支払い方法(クレジット・PayPay)などを入力。発行された申請番号を書いたハガキと衣類を専用バッグに入れてポストに投函する。2回目以降は、前回の伝票(または名前・電話番号のメモ)をバッグに同封するだけで完了する。付加価値加工にも対応しており、お客様自身で店に備え付けの各種タグをつけて投函することになっている。

引き取りは、店内の受取用QRコードから、料金を決済(クレジット・PayPay)すると、紐付けられたロッカーの番号が自動表示される。ロッカーはダイヤル錠で、携帯番号の下4桁で解錠、引き取りとなる。

また、同店は現金支払いにも対応し、券売機で3,000~30,000円のチケットを購入してバッグに同封する(チャージ制)。キャッシュレスのみの運用であれば、この券売機は不要となる。

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