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【連載⑬】 ドライクリーニングの生まれと育ちから何を学ぶか!

ドライクリーニングは
これまで日本になかった 新しい仕事である

引き続き、白洋舎の創業社長・五十嵐健治氏の著書[恩寵の木洩れ日]を読んでいくと、またまた驚くほど意外な文節があった。前号では『何といっても洋服の生命は格好一つにある。水洗いすると、どうしてもその格好に異変を生じて・・・』の個所だったが今回、FQM研究所の濤川進氏が記者に語っていた箇所というのが以下の文節(同著134頁)だった。 

『せっかく日本橋呉服町で洗濯店を開業し、一年もたたないうちにこれを一時閉鎖して、海のものとも山のものともわからない新しい事業に転じるということは、当時としては、じつに冒険きわまるものであった。西洋洗濯ならば 当時すでに多数の同業者もあることゆえ、さほど不安なことはないが、ドライクリーニングはこれまで日本になかった新しい仕事であるので、はたしてうまくやれるかどうか、全く見通しがつかない。けれども神から与えられた事業である……という信仰一つであえてこの冒険をしたわけである』と。

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