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「長野県コインランドリー事業協同組合」が誕生・事業者をサポート、業界の健全な発展を目指す

創業以来、1000を超えるコインランドリーの開業サポートを行ってきた三共工業㈱(長野県松本市)の宮澤敏文社長らが発起人となり、全国初となるコインランドリーに特化した協同組合「長野県コインランドリー事業協同組合」が誕生した。

2021年4月に松本市内で創立総会が開催され、理事、行政関係者、業界メーカー関係者、地元メディアら約30名が出席。総会では宮澤敏文氏が理事長に選出された。

宮澤氏は「県内でも出店数が100店舗を超える規模となっていて、ランドリー業界全体を見渡しても、共働き世帯の増加などにより、人口減少時代にもかかわらず、市場は拡大している。

一方、大手企業や他業種からの参入、投資目的の事業出店も相次ぎ、健全な業界発展を目指すうえで過渡期にある。そこで、組合員(コインランドリー事業者)の事業サポートを通して、コインランドリー業界の発展を目指していきたい。メーカーと事業者の間にいる商社が立ち上がる必要性があると感じた」と、設立の経緯を説明し、今後は全国にこうしたネットワークを展開していきたい意向を示した。

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