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白洋舍、業界初のポリ包装マテリアルリサイクル

薄肉化は限界…圧縮して回収、再生ペレットへ循環

㈱白洋舍(本社・東京都大田区)は、資源循環事業を展開するレコテック㈱の次世代型廃棄物計量管理システム「pool」を活用して、業界初のクリーニング品包装用プラスチック(以下、ポリ包装)マテリアルリサイクルプロジェクトへ参画。これを機に、環境配慮設計を取り入れた包装資材への変更等、高度な循環性の実現を目指す。

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ハンガーリサイクル定着、次はポリ包装

クリーニング業界では、2022年(令和4年)施行の「プラスチック資源循環促進法」により、プラスチックハンガーとポリ包装の廃棄物排出抑制、再資源化(回収・リサイクル等)に取り組むことが求められている。 

白洋舍では、プラスチックハンガーに関しては、1997年から回収・リサイクル・再利用を実施しており、2023年に回収・再利用したプラスチックハンガーは約2,337,500本、61トンのCO2に相当する温室効果ガス削減効果があったという。

一方、ポリ包装については回収ではなく、薄肉化(より薄くする)やバイオマス化により使用するポリ包装の総重量を削減してきたが、2025年からは、さらに一歩進んだ「再資源化」に挑戦することになった。

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