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After Word 〈インターンシップ〉大学生の視点

8月、ゼンドラでは初めてインターシップとして大学生2名を迎えた。5日間のうちに、クリーニングのエルザ(栃木県)・山口夫妻の協力により実際にクリーニング店を取材し、記事を完成させるまでを体験してもらった。

当然ながら業界の知識はなく取材は初めて見るものばかり。2人とも記事をまとめるのに苦労していたが、学生なりに頑張って仕上げた記事を2号に分けて掲載する(取材先が同じで内容が重複する点はご容赦ください)。

記事の内容、出来栄えがどうこうよりも、今の大学生の目にこの業界がどのように映り、初めて見て、初めて聴いたクリーニングの仕事を、どのように伝えようとしたのか、という視点でお読みいただければありがたい。

以下、業界誌記者を体験した感想と今後の抱負について、あとがきとして2人に書いてもらった。

◇井波りべかさん(二松学舎大学文学部文学科3年)

人生初のインターンシップということもあり、初日はとても緊張していたのですが、温かく迎えていただき、以降は落ち着いて参加できました。

2日目の取材では、クリーニング店ならではのアイロンやワイシャツのプレス機など、中々見る機会のないものを見せていただく貴重な体験をしました。

大学のレポートとはまた違った書き方になる、3日目からの原稿執筆には随分と頭を悩ませましたが、いくつもの有難いフィードバックのもと、なんとか完成させられました。

初めてのインターンシップ先がゼンドラ株式会社さんでよかったです。この経験は、今後の就職活動の後押しとなると思います。

◇清水晴香さん(二松学舎大学文学部 都市文化デザイン学科3年)

ゼンドラ株式会社の5日間のインターンシップを通して、普段の学生生活では得られない多くの学びと気づきを得ることができました。

初日は、業界の知識も乏しく不安もありましたが、皆さまが温かく迎えてくださり、安心して取り組むことができました。クリーニング業界や取材、記事制作について学びながら、実際に出版業界で働く自分を想像しながら活動することができました。

中でも印象に残っているのは、取材や記事制作を通して、自分の言葉で取り組みを伝える難しさと、記事が完成していく過程の面白さを体験できたことです。書くことの奥深さや、取材で聴いた相手の想いをどう表現するかを考える難しさを実感しました。

取材から執筆、出版に至るすべての工程を経験させていただく機会は非常に貴重であり、5日間で得た学びを、今後の進路選択や自身の成長にしっかりと活かしていきたいと思います。


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