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リモート受付への挑戦 - TERAOKAユーザーカンファレンスPART4 -
スマホアプリ「ASTEMPOSMART」、預かりBOX「Drop&GO」、返却ロッカー「Take&GO」等のユーザー4社が登壇し、人件費上昇&人手不足時代における店舗運営の策を語った「2025 TERAOKAクリーニングユーザーカンファレンス」のパート4。今号は、㈱クリーンスター(北海道網走市)・小島暖取締役常務の講演要旨を紹介する。
小島暖取締役常務
北海道網走市を中心に46店舗を展開するクリーンスター。服を買ったときの状態にできるだけ近づける「魅力回復業を通じ、女性がキラキラ輝く社会をつくる」を理念とし、服の魅力、従業員の魅力を最大限に引き出す事業を展開し、創業60年を迎えている会社。セルフ(無人)受付機や遠隔で接客するリモート受付など、新しいカタチにチャレンジしている。
モニター越しに接客するリモート受付
リモート受付とは、モニター越しにクリーニングの受付をする方法。これを始めようと思ったのは、数年前から労働人口の減少、人件費比率の高騰が予測できていたため。無人店舗を夢見るところではあったが、やってみるとなかなか上手くいかない。お客様の拒絶反応も大きく、使い方がわからない、面倒くさいといった声をよく聞いた。それをすべて解決するのがリモート受付だった。
リモート受付を行う店舗のカウンターには、料金表や了解事項(預かる前に穴やボタン割れなどをお客様自身が確認)、利用方法(キット購入、アプリ登録、お預け・お渡し方法)を掲示。あまり細かく説明しすぎても拒絶反応があるので、できるだけ簡素化し、詳しくはパンフレットに記載している。
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