• トップページ
  • 記事一覧
  • 自動化と省エネを追求した最新鋭工場 ハヤブサⅡ、ATAなど高生産・自動化設備が揃う
最終更新日:

自動化と省エネを追求した最新鋭工場 ハヤブサⅡ、ATAなど高生産・自動化設備が揃う

JR東日本リネン㈱(本社・東京都豊島区、武藤康司代表取締役社長)は2025年6月に明和工場(群馬県邑楽郡明和町)を新設。事前に視察したヨーロッパの先進工場の設備レイアウトなどを参考にしながら省エネ・高効率の生産を目的に建設された、新式のタオル自動機などを導入した最先端の工場だ。新工場の稼働状況について、本社変革推進部・山脇裕介部長、明和工場・中島明浩工場長に話を伺った。

JR東日本グループのホテルと業務用リネンを請け負う

JR東日本グループの一員であるJR東日本リネン㈱は1964年に設立。国鉄時代から寝台列車のシーツや毛布カバー、新幹線や特急列車の背もたれカバーなどのリネン製品ほか、ホテルリネンも扱ってきた。現在は仙台と埼玉、そして明和の3工場がある。2025年創設の明和工場はホテルリネンと業務用リネン(JR乗務員らが仮眠をとる施設のシーツ、ガウンなど)を扱う。

工場外観

山脇部長(右)と中島工場長

それまで業務用リネンは、首都圏では委託していたが、明和工場が誕生して内製化を開始することに。インバウンドの影響などでJR東日本グループのホテルやスポーツジムなどが増える中、新工場を開設して受託できる能力を増やして内製化する計画がスタートした。検討の結果、水資源が豊富で高速インターも近くにあって配送に適していることから、明和町の地が選ばれた。

高生産を目指して導入したレールバッファシステム

明和工場のコンセプトは自動化と省エネ

新工場では、生産性・生産能力の高い最新設備をそろえようと機械の選定を進め、ヨーロッパの先進工場を視察。バッグシステムや自動仕分け、自動倉庫などの設備をはじめ、省人化や省エネ、衛生面の取り組みも新工場の参考とした。これまで手動で行っていた工程を、極力人手を介さないよう自動化。太陽光発電を導入してCO₂排出を削減。また、排水熱リサイクルシステムの導入により、洗濯水を昇温するためのエネルギーを抑え、乾燥機やロールアイロナー、トンネルフィニッシャーはエネルギー効率の高いガス式を採用している。

関連記事