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2022 年頭所感より PART2〈2022年の展望と方針〉

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日本クリーニング用洗剤同業会
会長代行友田直樹


謹んで新年のお慶びを申し上げます。

クリーニング業界に関しては、コロナウイルス感染症拡大のため、在宅動務が急速に加速したことによる背広、ワイシャツの減少などが市場全体に影響を与えました。今後も厳しい状況が継続するものと考えられますが、多様な働き方改革に向かう社会情勢の変化を把握しつつ対応して行くことが必要な市場であると思われます。

当洗剤同業会の出荷統計も上半期は前年比96.4%の結果となり、厳しい環境で先が見通せない状況ではありますが、新型コロナウイルスがクリーニング業界に与える影響を見極めながら、引き続き適切に対応して参りたいと考えております。

また、当洗剤同業会は「衛生&高品質」を基本としつつ新型コロナウイルス感染拡大防止製品に最適な薬剤、処方の提供により業界への買献を果たして行きたいと考えております


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(一社)日本産業機械工業会業務用洗濯機部会
部会長鈴木孝則


新年、明けましておめでとうございます。

昨年も、コロナ感染症に振り回される一年となりました。第五波を乗り越えても、新種株の流行、諸外国での感染拡大により、自粛対応や移動制限が続き、経済活動は未だコロナ前への回復ができていないのが現状で、クリーニング業界も厳しい状況が続いているかと思います。

今後は、医療の進歩で対策は着実に進んでゆくものと思いますが、今後も慎重な対応が必要となります。

本年も厳しい一年になると予想されますが、ユーザーの皆様や関連団体・機関の方々との連携を図り、業界の発展の為に尽力して行きたいと思っています。

安全・安心の中で一層のご活躍ができる年となる様お祈り申し上げて、年頭の挨拶とさせて戴きます。


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東京都クリーニング機材商工業協同組合
理事長古瀬稔


新年あけましておめでとうございます。

2年前にコロナウイルスの感染が始まりウイルス株は変異に変異を重ね生き延びようとしています。私共もその時代時代に合わせて資材商としての様式を進化していかなければ生き残れない時代になってきました。

市場動向を見ますとホームクリーニングはピーク時8千億以上あった売り上げが現在2千5百~3千億といわれています。

丑年があけ本年は寅年、トラは冷静沈着に見つめる目と強さと敏捷性を備えると言われています。

組合の施策も物事の本質を見極めリスク管理を徹底してまいります。

皆様承知の事と思いますが、昨年末私共会員であります株式会社丸宝様の破産申請の知らせが飛び込んできました。90年の歴史ある会社です。時代の波に飲み込まれたということでしょうか。他山の石と見るのではなく気を引き締めて会員様ともどもこの一年取り組んで参る所存です。


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全国防炎加工振興会
会長加藤英雄


令和4年の新年を迎え謹んで新春のお慶びを申し上げます。

当会は、防炎二次加工普及拡大と防炎物品等の社会認知度を高めて安全安心な生活環境づくりを使命としております。その為には会員皆様と共に更なる取り組みが必要ですので、品質管理と加工技術の向上を図り、防炎ラベルの誤使用防止等に努力を重ねて参ります。

昨年も、当会行事は感染予防のため自粛し、書面開催や中止せざるを得ず防炎二次加工数も減少しましたが、本年は当会の活動が国民生活に貢献できますよう、会員皆様には当会の最新情報交換を兼ねた交流会や研修会等にご参加を頂き、ご提案ご意見等ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

「公益財団法人日本防炎協会」のご指導と防炎関係諸団体との密接な連携のもと、防炎二次加工を推進し地域社会への貢献と発展に努めて参りたいと願う次第です。


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